YOUKO|人生整えパートナー 〜感情・時間・習慣を味方に〜
「人生折り返し、あなたは今どこにいる?」
この問いかけが、40代後半にさしかかった私の心にグサッと刺さりました。
ずっと“誰かのために”生きてきた私は、気づけば自分の感情を後回しにし、
“私の人生って、これで良いんだっけ?”と、ふと立ち止まったのです。
看護師として、妻として、母として
私は小さいころから看護師になることが夢でした。21歳で看護師になり、そこから25年間、病院で病棟看護師として働いてきました。
命と向き合う現場で、仕事と家庭を両立し、3人の娘を育てるために必死で全力疾走してきました。
「患者さんが最優先」
「自分の感情はしまって、常に笑顔で」
「もっともっと頑張らなきゃ」
そう思い込んでいたあの頃は、まさに「24時間戦えますか?」時代の申し子。(昭和の方には伝わりますか。笑)
責任感だけで走り続けてきた結果、自分の心や身体の声は、全く聞こえなくなっていました。いや、自分の心身を考える概念すら持っていなかったのだと思います。
心が止まった、あの瞬間
そんな私の人生が、大きく揺さぶられたのは――
大切な大切な友人の死。そしてその2週間後、最愛の夫が「肺がんステージ4」と診断されたのです。
あまりにも大きな喪失と衝撃。
直ぐには受け入れられない、だけど家族を守らなきゃ。頭が真っ白パニック状態とはまさにこのこと。
“私の人生、思ってたんと違う、これはもう終わった・・・”
そんな感情と同時に、人生には必ず終わりがやってくる。それがストンと腑に落ちた。そこから自分自身に真正面から向き合い、人生の在り方を考え出したのです。
自分を大切にする生き方へのシフト
人生終わった私は頭の中がごっちゃごちゃ。「これからどうしよう」先の見通せない不安は膨張していく一方。
何からやったらええねん!本気でパニくった私は、やるべきことを紙に書きなぐり、やったら消す、けどその紙どこ行った???という状況に。それを見た夫が「まず落ち着いて整えよ。整理して、1つずつやっていこ」その何気ない一言が、私の心を鎮めてくれました。
確かにーー「整える」って大事よね…
それは部屋の掃除や収納など、目に見える外側だけの整えだけではなくて、自分の内側から整えていくこと。例えば・・・
- 心を整える(感情の波にのまれず、自分の本音とちゃんと向き合い認めること)
- 身体を整える(無理せずしっかり休む。食べる。動かす。自分を労わること)
- 暮らしを整える(やらなきゃで埋まった日々でも、ほんの少しだけ自分を感じる時間を持つ)
- お金を整える(お金との付き合い方や扱い方、お金ってなにかを知ること)
こんな風に、自分を整えていくことが、生きる土台になり、どんなことが起きても対応できる無敵な自分になれるのだと思います。
私は、自分の人生を主役として生きることを選びました。
もう「誰かの期待に応えるための人生」ではなく、
「自分がほんとうに生きたい人生」を歩みたいと、心から願ったのです。人生って、思っているほど長くないんですよね。
今までの自分を手放すのは簡単じゃない。
整えるって今までの自分のやり方を変えたり、何かしらの変化はつきもの。だから、すごく勇気がいる。そんなんわかってるわ、変わりたいけど怖いーーそれが普通の感情で。人間の脳は変化を「危険なこと」としてとらえるように設定されているところがややこしい。それでも「えい!!」と小さく一歩踏み出すと少しずつ変わっていきます。
私はこの“整える”という視点で、心、身体、暮らし、お金のバランスを少しずつ見直しながら、自分の人生を再構築してきました。
- 心:感情の乱れに気づき、自分の気持ちに寄り添う時間を持つようになりました。
- 身体:疲れたまま走るのをやめ、何もしない日を作ることや、自分を休ませる習慣を取り入れてきました。
- 暮らし:家族との関係や、毎日の時間の使い方を見直し、小さな「自分軸」を育ててきました。
- お金:未来の不安に振り回されず、「今の自分に必要な選択」ができるようになってきました。
誰かのために頑張ることは、悪いことじゃない。
でも、自分を置き去りにしてまで続ける必要はない。
これから出会うあなたへ
このブログでは、「整える」をキーワードに、
心、身体、暮らし、お金、そして人生そのものを見つめ直すヒントを綴っています。
同じように人生に違和感を抱えながら、
誰かのために頑張ってきたあなたが、
「もう一度、自分の人生を歩き直そう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
最後に…
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
感想や気づき、ひとことでも構いません。
「こんなこと思ったよ〜」とか、「自分も同じだった」など、雑でもぜんぜんOKです。
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